2022年にHalf-Life(初代)を遊ぶ

2023-11-18 現代PC向けアップデート来ました!

Half-Life-『Half-Life』25周年記念アップデート-Steamニュース

  • 下記の日本語化MODは序盤では問題なく動作しました
  • FHDくらいまで解像度あげても実用的にプレイ可能に
    • ↑字幕が都合なので英語のわかる人は4Kまで動きます
  • 光源の処理変更で雰囲気が結構変わっている
  • Options→Original Contentで発売当初版が選べるがチェックなしのHDパックバージョンで良いと思います

 

VRゲームの(未だに)最高傑作Half-Life: Alyxをクリアしたものの背景がよくわからなかったので購入。Steamでセールだとめちゃ安い。2も歴史に残る傑作なのでプレイ推奨

store.steampowered.com

仕様が変わったのか検索上位で出てくるやり方ではうまくいかなくなっていたので同じようなかたもいるかと思いメモしておきます

 

プレイ済み環境:Win 10, 12世代i5, 3060ti, 4Kモニタ

MODのダウンロード

下記からSteam版用パッチをありがたくDLさせてもらう

Half-Life (archive.org)

MODの適用

zipを展開しhl_jpフォルダの中身を

Steamのライブラリ→half-lifeを右クリック→管理→ローカルファイルを閲覧

で開いたフォルダの「valve」フォルダの中に上書きする

起動後の設定

起動後のOption→VideoでWide Screen、自分は1176x764に設定

  • 4K設定だと字幕が小さすぎてプレイは難しい

マウスが暴れる場合、Options→MouseのRaw Mouse Inputをチェックする

(関連作のOpposing Force/Blue Shiftで発生)

プレイ時のメモ

  • ボリュームは思ったよりあるのでこれからプレイする人は覚悟
  • 研究所内で体力のない時に科学者に話しかけると時々注射して回復してくれる
  • 慣性がキツく移動が難しい。ジャンプ後S(後ろ)でブレーキがかかる
  • チュートリアル(Training Room)必須。
    • 自分の場合ロングジャンプの練習場所でクイックセーブするとCTDが多発すたがめげないこと
  • クラウチ(しゃがみ)超大事
  • 頭くらいの土管に入る⇨ジャンプしゃがみ前進(スペースでジャンプ後しゃがみボタン(CTRL)と前進(W)を同時押し
  • long jump(大ジャンプ):前進中にしゃがみ(CTRL)→しゃがみ離し→ジャンプの手順だがWで助走つけて同時にCTRLとSPACEを押すでできた(仕様変わった?)
  • 床にあるフタはしゃがんで殴ると壊せる。チュートリアルにあるが忘れて途中で悩んでしまった。
  • 右クリックでサブ攻撃が使える武器が多い(攻略の鍵になる場合もある)
  • ゲームの特徴としてムービーがなく音声と字幕で全てが語られるがESCで中断するとセリフも字幕もそこで終わってしまうのでタイミング注意
  • CTDが多いのでこまめなセーブ推奨(F6で直前1回分のみのクイックセーブ)
  • コンティニューはクイックセーブがあると時間的に直近ではなくてもそちらが優先される
    • クイック⇨手動セーブの順だとクイックの方がロードされる
  • 歴史的名作なのでネット上に英語の攻略情報がたくさんある(チャプター名とWalkthroughやstrategyで検索)。
    • いくつか頼ってしまったがそこまで理不尽なものはなかった。
  • 攻略を見ると結構色んな解法がある。火力ゴリ押しで無理な場所は必ず抜け道が存在する。
  • 進行のフラグ管理が「ある場所が視界に入った」「ある位置に移動した」などなので攻略動画通りに行かなくて悩むことがある。
  • 敵を殲滅する必要はなくとにかく前に進むのが目的のため様々なグリッチRTAの手法がある
  • 進行不能?となったらautosaveまで戻ってやる。自分の場合は Chapter 16でGonarchが無敵状態になってしまったがautosaveからやったら進行できた。
  • 特に終盤は死に覚えゲーになるのでF7のクイックロードを多用するが間違えてセーブしてしまい悲しみ。同じ不評があったのかHL2ではF9に変更されている

攻略の参考したもの

詰まったらチラっとみるみたいな使い方で

レビューはこちらが非常に的確で参考になる(シリーズ全体についても)

Half-Life - ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ - atwiki(アットウィキ)

関連作品

  • Half-Life: Blue Shift
    • 同じく事件に巻き込まれてしまった警備員の物語。HL2に登場するのでプレイ予定の場合やっておくと良い 

      store.steampowered.com

    • 上記OFとは違いチュートリアルは本編と同じなのでやらなくても問題なし

    • 比較的パズルが多め

    • ボリュームは少ない(とはいえ価格から考えると十分)

    • NPCのセリフと動きは一番かも

  • Half-Life: Source
    • 初代をHL2のSourceエンジンで作成し直したもの 

    • グラフィックも言うほど変わらないし現在日本語化もできないので今プレイする意味はあまりないと思われる

  • Black Mesa
    • 同じSourceエンジンでもこちらはファンメイドのMODがスタンドアロン化されたもの 

    • 良い:グラフィックが現代基準、最初から日本語化されている、初代で不評だった操作の難易度が若干下がっている

    • 悪い:マップが微妙に異なり導線が弱いので迷う、綺麗だがアクション対象オブジェクトがわかりにくい(壊せるものとそうでないものが同じ質感など)

    • 「ラスボス戦は改善されたがその手前のXenパートがダメ」という評価多し
    • 上記理由からできれば初代をプレイするのをおすすめ

  • VR MOD
    • store.steampowered.com同じスピード感でなんだか笑えてしまう。パッケージ版に同梱されていたというHD版を採用しておりサイエンティストの女性比率が半々くらいに

    • ベータとのことだがハザードコースもあり出来はかなり良い。SF好きでVR機器を持っているならオープニングシーケンスだけで満足できる

    • HL2はまた別のプロジェクトでVR化されている
    • store.steampowered.com

  • Half-Life 1: Ray Traced
  • Half-Life: MMod

 

新しめのPC(Intel CPU)でUnreal Engineを利用したゲームがクラッシュする問題の対処

下記の要領でAES-NIを無効にしてやると動くようになりました。

自分の場合は12世代でState of Mindというゲームで発生

 

www.dell.com

 

システム環境変数

変数:OPENSSL_ia32cap

値:~0x20000000

を追加して再起動

macOSでCD/DVDをisoイメージ化する

よく忘れるのでメモ

以下ターミナル操作

  1. DVDメディアを認識した状態でdfコマンドを実行しデバイスを特定(/dev/diskNsN)
  2. sudo umount /dev/diskNsN    でマウント解除
  3. sudo dd if=/dev/diskNsN of=ファイル名.iso

コピーガードの関係か標準のDVDプレイヤーで見られない場合VLCで視聴可能

(Excel) VBAでUTF8 LF BOMなしのファイルを出力する

Windows端末でLinux用の設定ファイルなどを作成することありますよね
(自分のキャリアですら)何番煎じではありますがFSOの移行が必要だったためクラスファイルでラップしたものを作成してみました

github.com

KORG KRONOS X の SSD換装について

ネット上の先人たちのおかげでKORG KRONOS XのSSDを換装することに成功しました。

同じようなことをしようとする方が居るかも知れないのでここにまとめておきます。

必要なもの(想定環境)
  • SATA SSDが2台同時(できればUSBメモリも)接続できるWIndows(64ビット)環境
    • 筆者はUSBポートが1つしかないSurface Pro 4というタブレットPCで実施したため3ポートのバスパワーUSBハブ+SATA→USB変換ケーブルx2で行いました。デスクトップPCでSATAスロットに空きがあればSATAケーブルと電源ケーブルを用意して接続してください。
    • Linux環境をお持ちの方はもう少し簡単になると思うので読み替えてください
  • 換装用2.5インチSATA SSD(+取り付けネジ)
    • 認識できる上限がどれくらいまでなのかわからないのですが筆者は240Gで実施しました。ネット上にはOS ver 3以上だと300G以上とか500G以上という情報がありますがはっきりしたソースが見つかりませんでした。
  • 500MB以上のUSBフラッシュメモリ
    • できれば2つあるとやり直しできてよいです
  • M3(3mm)の精密ドライバー
    • SSDマウンタ用
  • 裏蓋ネジに合うドライバー(できれば電動)
    • 数が多く全て手だと疲れるので電動があったほうが楽です
事前準備
  • 下記フリーソフトをダウンロードしておきます。また下記手順を先に読んでUSBメモリにISO書き込みまで済ませておくと早いです。
    • Rufus
    • Clonezilla Download - stableでISOイメージをダウンロード
    • GParted Download - amd64のISOイメージをダウンロード
  • PCをUSBフラッシュメモリから起動可能な状態にしておく

    こちらは自分のPCに合わせて設定してください。筆者の場合は

    • セキュアブートの無効化
    • 起動順序でUSBを上位に 
  • という操作が必要でした
  • 利用したソフトの詳細・使い方についてはネット上で他の方が有用な記事をあげていらっしゃいますので詳しくはそちらを参照してください。自分も検索だよりで詳細を完全理解している訳ではないのこの記事で手順に留めます。
  • バラした時の雰囲気はYouTubeにアップロードされてる方が何名かいらっしゃいますので「KRONOS SSD」で検索してみてください
手順1:裏蓋を外す
  • 本体をひっくり返してゴム足以外のネジを全て外します。ワッシャーがあるタイプとないタイプの2種類あるので印をつけておくか写真に撮っておくと良いと思います
手順2:SSDを外す
  • 中央部分にSSDが固定されているので外します
手順3:Clonezillaを使ってSSDの複製を行う
  • Rufusを起動してダウンロードしたClonezilla ISOイメージをUSBメモリに書き込みます。
  • Windows8以降搭載のPCであればGPT・UEFIで良いと思います
  • 書き込み時はDDモードで実施します(Windows版のRufusはISOモードに不具合があるそうです)
  • SSD、新SSD、Clonezillaを書き込んだUSBメモリ、を挿したままPCを再起動してClonezillaを起動。Large Fontを選択、日本語、キーボード変更なし、Clonezillaの起動を選択
  • 「ディスク/パーティションからディスク/パーティション」「初心者モード」「ディスク→ローカルディスク」を選択
  • SSDと新SSDを選択。※間違え易い上に間違えたら終わりなので慎重に
    • メーカー名を参考にする
  • ディスク修復自動(fsck -y)を選択 ※これをしないと処理中にアンマウント失敗のエラーとなりうまくいかなかった(シンセだから気軽に電源入れたり消したりして破損するのかもしれません)
  • 念押しが2回来るのでyを選択。この時処理が終わった後どうするか聞かれるので選択する

 

  • コメントで、Clonezillaでうまくいかない場合「Macrium Reflect」で”フォレンジックセクタコピーを実行する”オプション有効でうまくいったとの共有がありましたのでここに追記しておきます
手順4:GPartedを使ってディスクの論理領域を拡張
  • Clonezillaはパーティションサイズごと複製するので元の60G分がコピーされ残りは未使用の状態となっていますのでこれを利用可能にします
  • Rufusを起動してダウンロードしたGparted ISOイメージをUSBメモリに書き込みます(Clonezillaと同様)
  • SSDと書き込んだUSBメモリを挿したまま起動してGPartedを起動します。日本語選択
  • 画面右上のディスク選択で新SSDを選択
  • korg/rw」の上位階層の拡張を行います。前方0、後方に最大値
  • korg/rw」の拡張を行います。操作は上記同様
  • 当初Ubuntu Desktopのツールでやってみたのですがディスクを破損してしまいうまくいきませんでした
手順4:動作確認
  • ネジでの取り付け前にケーブルだけ接続して起動してみます。ここでうまくいかなかったら手順3からやり直てください
手順5:取り付け。完了!
  • SSDの取り付け(位置的に作業しづらいので根気がいります)と裏蓋の取り付けを行います
SSDの増設について
  • こちらは換装に比べるとずっと簡単で、60cmくらいのSATAケーブル(ディスク側L字型が良い)を用意して空きコネクタに接続するだけで完了です(電源は既に二股ケーブルが来ていますの)。接続後Diskモードでフォーマットすれば使えます。以前は公式で有償増設サービスをやっていたので想定内の利用方法です
  • ネジがない場合は元々ついてるやつを対角で使えば2本づつで十分だと思います
  • でもDiskモードでの切り替えが面倒なため換装に踏み切りました
DVDによるリストアについて
  • 筆者は付属なし中古で入手したため検証できていないのですが、起動についてはかなりDVDドライブを選ぶようです。またUSB起動できない場合、5Vで起動するノートPC用スリムドライブをSATA -Slimline SATAで接続して起動できた例があるようです(電源から直接5Vを引いているためSATA電源ケーブルではなく変換が必要)
  • KORGからダウンロードできるISOイメージはブートセクタ情報が見当たらないため起動できない疑いを持っています(内容ファイル一式を入れただけ)。mkisofsでブートセクタを追加して焼いたDVDやsyslinux.cfgを追加したUSBを使うとインストーラ起動まではするのでがinstall medium mount errorとなってしまい止まってしまいました
  • インストーラVer2で認識できる容量は60Gまでだそうです
EXsのオーソリゼーションがリセットされてしまう件
  • 今回中を除いてみる直接のきっかけは「オーソリゼーションコードを入力して[Authorization saved to disk]と表示されても電源を入れ直すと元に戻ってしまう」という症状が出たためリストアを試みる、というものでした。上記の通りリストアが起動できないためどうにかできないか探っていたのですがSSD内部の「/korg/rw/Startup/AuthorizationStrings」というファイルを削除したところ認証がリセットされ以降正しく動作しているように見えます。全く無保証ですが同じ症状の方はトライしてみるのもアリだと思います*1*2*3
電池の交換
参考リンク ※今回に直接関係ないものも含む
    • フランス語サイトですが情報集約度では一番かも。メニューのSons et Outils → Banques gratuitesで沢山のフリー素材へのリンクがあります

 

  • PCG Tools | Kronoshaven.com
    • KRONOSで不満なのがプログラムのソートができないのとコンビでの参照関係が分かりにくいこと。PCGファイルの編集ができるツールを配布しておられます。純正PCプラグインはSysExコントロールのせいか激遅で使い物にならないのでWindowsPCをお持ちの方は必携です

最後に

  • 無保証になっちゃいますが修理に出すのも大変なので購入直後にバックアップとっておくのもアリなんじゃないかなあと思います。中身PCなんで壊れる前提で。
  • 初代/2/Plarinu/LE/SE/Nautiliusお持ちの方や訂正などありましたらお寄せいただけると助かります。せっかくライセンス3台登録できるようになったので買い替えできますし。

*1:rwはRead/Writeの略と思われる。/roも存在する

*2:AuthorizationStringsBackupというのもあったのでそれも消した

*3:この症状になったのは公式インストーラを改造した海外デベロッパー製品をインストールしてから。AuthorizationStringsには何度も入力を繰り返した痕跡が残っていた